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SENIOR 先輩社員の一日

船体部 ドック工

Hoshikawa Michio
星 川 道 夫

仕事内容について教えてください。

基本は整備に入ってきた船を上架させる仕事です。会社で一番重要な仕事ですが、他にも船についている牡蠣を落として足場をかけ、塗装や鉄工の作業がしやすいようにする仕事もしています。

 しかし、必要に応じて塗装の手伝いなど担当以外の作業をすることも少なくないので、ある一つのことを専門でやっている、ということではありません。そして仕事中は積極的に仲間同士でコミュニケーションを取り、効率よく仕事を進めるようにしています。

 初めての仕事は船を停めるロープの縛り方を覚えることでしたが、昼休みに何度も練習して一日で出来るようになると先輩から「一日で覚える人は珍しい」と褒められたことがとても嬉しかったです。船を停める作業では、一瞬の気の緩みで船が流されてしまったり、怪我をしてしまったりする可能性もあるので、テキパキとこなすことが重要になります。

1日のスケジュールはどの様な感じですか?

7時30分から40分頃に出勤して作業着に着替え、8時から始まるラジオ体操が終わると、部署ごとに分かれて朝礼があります。そこでその日の作業内容を聞き、各々が必要な作業に移っていきます。12時から昼休みが始まり、定時は16時45分です。

 一日二回、昼休みと定時にはサイレンが鳴り、時刻を知らせてくれます。定時が早いぶん、仲間と助け合って怪我なく一つの仕事をこなすために話し合い、一日かかる仕事を半日で終わらせるなど工夫しています。

稲益造船に入社して良かった事は何ですか?

始業時間は早いですが、その分仕事が終わるのも早いところです。以前の職場では月2,30時間の残業が当たり前でしたが、この会社では残業が月2,3時間と大変少ないため、妻の代わりに保育園に子どもを迎えに行くことができます。

 また、普通の会社より15分程終業時間が早いことで、帰宅ラッシュ時の渋滞に巻き込まれることもほとんどありません。そうして家族との時間を確保できるところが、この会社の大きな魅力だと思います。そして勤務時間は8時間程度で夜勤もないため、バランスが取りやすいです。会社としては忘年会など楽しい行事もあります。そして、資格取得支援も充実しており、私は小型二級船舶の資格を取りました。

これから稲益造船に入ってくる方々に向けてメッセージをお願いします。

まずは、挨拶を大切にして欲しいです。元気に挨拶をすると社員からの見る目も変わり、会社に馴染みやすくなると思います。初めは色々と難しいことがあると思いますが、経験していて損はないので「とりあえずなんでもやってみる」という姿勢が大事だと思います。私も初めて「造船業」と聞いたときは、未経験者には仕事内容が難しいイメージがあり敬遠していましたが、実際に訪れてみると足場をかけたり塗装をしたりなど自分にも出来そうな仕事があることがわかりました。出来ないことは出来る人がしっかりフォローしてくれる会社なので、時間をかけて徐々に覚えていく気持ちがあれば大丈夫です。

 色々なことに積極的に取り組み、仕事内容に興味を持って欲しいです。やっていくうちに要領を覚えていくと、それが喜びや、やりがいにつながります。お互いを高め合うために社内にライバルを作ることもオススメです。