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SENIOR 先輩社員の一日

鉄工部

Shiraishi Shoma
白石 翔麻

仕事内容について教えてください。

学校を卒業し職業訓練校の溶接科に1年通っていた為、そこで習得した技術や資格を生かした就職先を探していくなかで、父も仕事で関わりのある稲益造船への入社を考え始めました。職業訓練校で培った技術や資格を生かせるのみならず、新たな資格取得なども支援してもらえると聞いたからです。船の溶接は陸と違い、姿勢など難しいことが多く、造船会社の鉄工を覚えると自分の技術も向上出来るのではないかと考えました。
また、職場の雰囲気がよく、先輩方が優しく指導してくださると父から聞き、それも入社の決め手となりました。

1日のスケジュールはどの様な感じですか?

鉄工部の仕事は、ガスで鉄板を切ったり溶接で鉄板を付けたりする仕事がメインです。
稲益造船の仕事は船の修繕が多いので、チッパーで塗装を剥ぐ仕事などもあります。
僕は、資格を取得しましたがまだ使用できる年齢に達していないためその様な仕事をする先輩方の補助を行っています。例えば、先輩が必要としている道具を先回りして準備をしたり、難しい角度の溶接個所を溶接している時はそばでどのような姿勢で行っているかなどを見せてもらったりしながら、技術の向上に努めて、取った資格を使用できる年齢に達した際に即戦力となれるように日々勉強をしている最中です。

稲益造船に入社して良かった事は何ですか?

僕は、入社後すぐに3ヶ月間の研修へ行かせてもらいました。お給料をもらいながら資格の勉強や造船の基礎を学ばせてもらえることは、とても有難く僕のように学卒で知識のない新入社員はとてもいい経験になると思いました。最初の1ヶ月はリモートで座学を行っており、その期間はやはり勉強が難しかったですが船に対する知識を少し学んだことによりこれからの仕事に生かせると感じました。また、実技の研修をする2ヶ月間は大分県の佐伯市にある三浦造船所内で研修を行わせてもらい、他の会社からいらっしゃった方々と一緒に研修をすることにより絆も生まれ、横のつながりが出来た事も研修に行って良かったと思えた点でした。実技の実習では、職業訓練校で学んだことに加えて造船に特化した技術をご指導いただき、造船所で必要なスキルを短期間で学ぶことが出来たのでこれから仕事をしていく上での自信に繋がったと思います。

これから稲益造船に入ってくる方々に向けてメッセージをお願いします。

他の先輩方もおっしゃっていますが、やはり元気よくあいさつをすることが1番の基本で大事なことだと思います。あいさつをされると気持ちがいいし、話しかけやすい環境を自分でつくり、先輩方へ積極的に自分から話すことが人間関係の構築においても大事だと思います。
また、分からない事があれば先輩に聞いて確認をし、解決することも大事だと思います。
教えてもらう、という素直な心を持つことが自分の成長に繋がっていくと僕は思うからです。
あとは、足場の不安定な場所や高所での作業が多いので危険を察知し、周囲を見ながら行動をすることも大事です。ケガをすると自分も損をするし、周りの仕事にも影響を及ぼしてしまい、良いことはないです。安全第一をモットーにして毎日仕事をしています。