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shipNo.242新造船進水式

前回までshipNo.240の起工式から完成、引き渡しまでを投稿していましたが、

ほぼ同時進行でshipNo.242の造船が進んでおりました。

その進水式が令和5年2月20日月曜日に行われたのでアップしていきます!!!

前週までの雨天が噓のように晴天に恵まれ船首様はじめ、関係者がそろって無事に式を執り行うことが出来ました。

こちらが新造したshipNo.242です!!!進水式用におめかしされています。

何度進水式に参加しても造船マンとしてこの日は特別なもので、携わった従業員もshipNo.242を見上げて誇らしげな顔をしていました(*^-^*)

祝詞を上げてもらい、玉串を捧げて無事安全祈願祭が終了したあとは餅撒きを行いました。

今回は船首様のご招待により、地域にある石峰保育所の年中・年長の園児が参加してくださいました!

迫力のある餅まきのシーンを動画に納めましたのでご覧ください!!!

また、餅まきの後には支綱切断という綱を切断し、シャンパンを船体に当てて割り船が進水していく儀式がおこなわれました。

進水式ではお馴染みのこの光景ですが、皆さんは何故船体にシャンパンを当てて割るのかご存知でしょうか?

中世ヨーロッパで進水式に人を生贄として捧げていたことが由来となり、その名残が血を連想させる赤ワインの瓶を割る習慣として残り、やがて白ワイン、そしてシャンパンへと変化していったというのが通説です。

由来は少し怖いですが、シャンパンの瓶が割れることで新船の安全を祈願する大切な儀式です。

このように綱が切断され、シャンパンが割れたのを合図に船は進水していきます!!

進水していくshipNo.242を見た園児からは歓声と共に、「すごい!」「船が行って寂しく感じる」などといった子供らしい声があがりました。

「感動して涙が出た」という感受性豊かな感想を言ってくれた園児もいました。

船首様のご厚意により船が進水するという普段なかなか目にする光景ではないものを園児の皆さんに見て頂けたこと、若松に船を造る会社があるということを知って頂けたことに感謝しています。

それでは、また次の更新でお会いしましょう(^^)/