スタンチューブ

【新造船建造中①】で紹介したプロペラを船に取り付ける際に、プロペラのシャフト部分を差し込む筒のことをスタンチューブといいます。
エンジンとプロペラを繋ぐ役割もあり、 スタンチューブを通してエンジンから動力を得てプロペラを動かす仕組みになっています。
プロペラのシャフト部分
スタンチューブを
エンジン側に取付後 ①
スタンチューブを
エンジン側に取付後 ②
取り付け位置は船尾側の船底で、スケグ(船底にあるヒレのようなもの)にスタンチューブを差し込み溶接で固定しています。下の写真は穴を開けたスケグにスタンチューブを差し込んでいるところです。
工程② スタンチューブ差込み
工程① 船底にスケグ骨組み取付
工程③ スケグとスタンチューブを
溶接固定
スケグ① スケグ②
フックチェーンはスタンチューブ差込み後、位置を微調整出来るために船底側とエンジン側から引っ張っています。
船底側 エンジン側
次回は新造船の旋回する様子を掲載する予定なので
お楽しみに (@^^)/~~~